本日は、トルコ建築を知るおすすめの本をご紹介したいと思います。

 

おすすめ本: 飯島英夫著「トルコ・イスラム 建築紀行」彩流社

 

こちらの本には、トルコ国内の各地域にある著名な建築物が写真と図面を用いて簡潔に説明されています。

実はこの本、私たちが取り扱う商品に用いられているデザインのルーツも知れる貴重な本なんです。

 

トルコ雑貨には様々な模様が入っているのですが、こちらの本にある写真からは、同じ絵柄を見つけることができ

「あ〜このデザインは、この建物にあるタイルのデザインから模写されたものかしら」なんて想像を膨らますことができますニコッ

 

パラパラとめくってみるだけでもデザインの発見があり興味深いので、建築だけでなくトルコ雑貨が好きな方にもおすすめの一冊ですkyu

 

本の内容だけでなく、著者の考え方にも共感する部分があります。

私がこの本で一番気に入っているのは、著者のあとがき。

 

少し抜粋しますね。

 

(前略)

トルコに限らず世界のどこででも、建築だけでなく、人々の生活にも、宗教を含めた人々の考え方にも、社会の状態にも、日本の日常とは「違う」事象が存在する。

 

その「違い」を認識したとき、相手に対して迎合するのでも、拒否するのでもなく、優越感や劣等感を抱くのでもなく、「違いを認め、相手を認める」ことが大切だと思う。

 

これが異文化理解であり、文化交流の出発点だろう。

(後略)

 

著者の飯島さんは、教頭や校長などを長年務めた後、定年退職後にインタンブル大学でトルコ語を、その後、ミマール・スィナン大学大学院でトルコ・イスラム建築史を学ばれたそうで、その経歴に感嘆するとともに、この文化交流の考え方に強く共感を憶えたのでした。

 

私たちと一緒に働くトルコ人スタッフ、商品を作っている現地のトルコ人、関わる多くの人たちは、イスラム教信仰者です。

 

イスラム教への反発や恐れ、偏見も多くあるのが現実だと思います。

 

しかし、彼らが創造するデザインや商品は美しい心から生まれており、

それら商品を、遠くの国にいる私たちが手にし、魅かれるのも、美しい心があるからであり、

それらは互いに素の、感じるままの心です。

 

互いに美しい心から生まれた共感から、

相手に対して少しでも親しみを感じ、仲良くなり、

ほんの少しでも平和に繋がっていけばと願うのです。

 

 

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